中島土谷クリニック

文字の大きさ
  • 大きくする
  • 元に戻す

透析のご案内

Guidance of dialysis

ACLS委員会

透析室では透析治療(尿毒素の除去・除水)により血液循環量の減少が起こり、循環動態が不安定になりやすい。急変リスクの高い環境であるため急変時に適切な対応ができる技術が必要となる。

目標

患者の救命に関わることの出来るクリニックを目指して全スタッフに救命指導を繰り返し行い、急変時に速やかに救急蘇生チームを結成できる知識と技術の指導を行う。

活動内容

  • CPRの必要物品の整備・環境整備
    救急カートの物品管理(定数・期限チェック)
  • CPRスタッフの教育
    • ACLSを取得したスタッフと院外講習を受けたスタッフがACLS委員となり医師と共に全スタッフへ心肺蘇生法(CPR)の実施を各個人が年1回行う。
    • ACLSについてポスターを作成し掲示している。月1回更新中。

年間活動報告

2023年度 / 2021年度~2022年度 / 2020年度 / 2019年度

■2023年度

アンケートにて不安な対応を把握し、実施テストを行い急変時の対応を身に付けるようにする。
4、5月にアンケート実施。不安な対応と答えた人が多かった気管内挿管介助について実施テストを行い、採点にて8割未満の人に再テストを行う予定。

  • 7/15 8名実施(気管内挿管介助)
  • 8/15 8名実施(気管内挿管介助)
  • 9/14 8名実施(気管内挿管介助)
  • 10/10 8名実施(気管内挿管介助)
  • 11/23 8名実施(気管内挿管介助)
  • 12/12 8名実施(気管内挿管介助)
  • 1/20 8名実施(気管内挿管介助)
  • 2/12 6名実施(気管内挿管介助)うち再テスト2名
  • 2/15 9名実施(気管内挿管介助)うち再テスト6名

■2021年度~2022年度

新型コロナウイルス感染防止のため回数を増やし個別で施行。
年に7~14回、1回4~12名ずつ気管内挿管・意識確認・気道確保・胸骨圧迫・AED装着の実施を行う。

■2020年度

年に1回心肺蘇生法(CPR)の基礎のテストを施行しその後勉強会を行う。
年に1回胸骨圧迫・気道確保・気管挿管介助・AED装着の実施を行う。

■2019年度

緊急時の対応を8つの係分類 役割分担カードの作成

  • 胸骨圧迫係(心臓マッサージ):胸骨圧迫
  • 気道確保係(マスク):頭部後屈顎先挙上法で気道確保BVMの使用
  • 観察・記録係(記録):経過時間・時間計測
  • ルート確保・採血・投薬係(発見者):状態報告・人を集める・CPR指示・ルート確保・採血
  • モニター係:EKGモニター装着・AED装着
  • 外まわり1:医師への連絡・人員配置の確認と整理・気管挿管介助・吸引(Ns)
  • 外まわり2:周囲整備(CE)
  • カート係:必要な物品を準備・気管挿管準備

勉強会年2回、実施年4回心肺蘇生法の実施を行う。

急変時指導の実際

  • ACLS委員により気管挿管介助のテストを行っている様子

ポスターの実際

透析のご案内