出生前検査をご希望の方へ、遺伝カウンセリングの提供を行っています。
当院は、日本医学会から2022年9月26日、NIPTを実施する医療機関（連携施設）として認証登録されました。基幹施設の広島赤十字原爆病院と連携しています。

染色体や遺伝子が関係する病気に対して、悩みやご相談のある方を対象に、詳しい情報の提供を行い、ご自身の意志に基づいて検査や治療方針を選択できるよう支援します。

• 高年妊娠（出産時年齢35歳以上）の方
• 以前に染色体疾患の児を妊娠されたことがある方
• 超音波検査で胎児に染色体疾患の可能性があると考えられる場合
• 出生前診断全般に関して詳しい説明を希望される方

非侵襲性出生前遺伝学的検査（NIPT）

妊娠10週以降に、妊婦さんから10mlの血液を採取して、血液中に浮遊するDNAの断片を分析する検査です。胎児が、対象となる染色体疾患（21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー）を持つ可能性を判定します。診断を確定するためには、羊水や絨毛細胞を用いた検査が必要です。

羊水染色体検査

妊婦さんのお腹から子宮に針を刺して羊水を採取し、羊水中に浮遊する胎児の細胞を用いて染色体全般を調べる検査です。胎児の染色体疾患を確定することができます。流産や破水、感染等のリスクが0.3％程度あります。

• 遺伝カウンセリング：　1回目10,000円、2回目6,500円
• NIPT：　70,000～78,000円
• 羊水検査：　約120,000円（使用薬剤等により若干の変動があります）

• 金曜日　午前

当院産婦人科を受診されている方は、外来窓口へお問い合わせください。
当院産婦人科を受診されていない方は、かかりつけ医に依頼し地域連携室を通して予約いただくか、メールでの初診予約をお願いします。