土谷総合病院

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診療科・各部門

Introduction of Department

心臓血管外科

特色

循環器内科や小児循環器科との緊密な連携のもとに安全性を第一に考慮し手術は行われている。また、当科ではスタッフが24時間常駐しており、緊急症例については休日・夜間を問わず速やかに対応できる体制をとっています。

診療内容

当科では新生児から高齢者までの心臓及び血管の手術を専門にしており、以下のような疾患を主に取り扱っています。

虚血性心疾患

早期に適切な治療を行わないと、化膿したり、目立つ傷跡を残す可能性があります。自己療法は禁物です。

→冠動脈バイパス術 ―心臓を止めずに動いたまま新しい血管を作る!―

心臓弁膜症

弁膜の狭窄あるいは閉鎖不全症に対する弁置換術・弁形成術

→心臓弁膜症に対する人工弁を使用しない弁形成手術 ―自分の弁を残して、抗血栓剤(抗血小板剤・抗凝固剤)を飲まなくて済む!―

→心臓弁膜症手術に対する小切開手術 ―小さな傷で社会復帰も速やかに!―

→経カテーテル的大動脈弁置換術 ―胸を切らずに治す!―

大動脈疾患

胸部や腹部の真性大動脈瘤・解離性大動脈瘤に対する人工血管置換術、ステンドグラフト挿入術

→大動脈ステントグラフト治療のお話 ―動脈瘤って何? Q and A―

胸部大動脈瘤に対するステントグラフト治療 ―胸を切らずに大動脈瘤を治す!-

→腹部大動脈瘤の治療

先天性心疾患

心房中隔欠損症・心室中隔欠損症をはじめ、単心室ほか複雑心奇形等、先天性心疾患全般に対する手術

→先天性心疾患治療部

末梢動脈疾患

閉塞性動脈硬化症に対する血行再建術。急性動脈閉塞に対する血栓除去術

→下肢閉塞性動脈硬化症
その他

下肢静脈瘤手術、ペースメーカー植込術など

症例及び治療内容

心臓血管外科では毎年約300~400例の手術を行い、200~300例の心臓手術を行っております。内訳は先天性心疾患手術(生まれつき欠陥をもっている心臓に対する手術が3割、冠動脈バイパス術が2割、弁膜症手術4割、胸部大血管手術2割、およびその他(心臓腫瘍等)となっております。心臓手術でない手術には腹部大動脈瘤・下肢の閉塞性動脈硬化症等の体の大部分の血管が含まれます。

また腹部大動脈瘤および胸部大動脈瘤に対するステントグラフト治療も可能で、2012年より当院の医師がステントグラフト指導医(ステントグラフトを施行する医師に指導する立場)の資格を取得するなど、より安全な治療を心がけております。

近年、冠動脈パイパス手術では体外循環を用いない心拍動下バイパス術(オフポンプバイパス術)が約9割を占めており、高齢者やハイリスクな合併症を有する患者に対しても安全に手術が行えるようになっています。

当院に通院・入院される患者様には、血液透析をされている方も多く、糖尿病・高脂血症・慢性腎不全など、合併症を抱えた方が、数多くおられます。そういった方は心臓弁膜症を合併する方も多く、糖尿病・高脂血症・慢性腎不全のうち僧帽弁閉鎖不全症に対しては、積極的に弁形成術を行っています。

また、小児の先天性心疾患手術においては、比較的単純な疾患については美容面も考慮し小切開での手術を行っています。

以上が大まかな治療内容ですが、より確実・安全な治療を心がけ、皆様のお役に立てればと考えております。