土谷総合病院

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診療科・各部門

Introduction of Department

小児科

開設

昭和58年に開設されました。昭和63年よりNICU(未熟児新生児集中治療室)も開設しております。 当院は、「日本小児循環器学会専門医制度修練施設」、「日本周産期・新生児医学会専門医制度指定研修施設」、「胎児心臓超音波検査専門施設」、「Amplatzer Duct Occluderを用いた経皮的動脈管閉鎖術の施行認定施設」に認定されています。

特色

先天性心臓病、川崎病などの小児の心疾患の診療と、新生児集中治療室(NICU)における未熟児の治療を中心とする高度先進医療の分野から、一般小児科診療および予防接種、育児相談までの幅広い診療体制を整えています。救急車による救急搬送も行っております。

診療内容

小児循環器

心カテーテル検査は年間100件前後施行しています。バルーンカテーテルによる血管拡張術やコイルによる塞栓術などもの経皮的カテーテル治療も行っています。「Amplatzer Duct Occluderを用いた経皮的動脈管閉鎖術の施行認定施設」にも認定され、適宜行っています。心不全管理、術前・術後管理や、呼吸器感染などの入院も多いです。併設している未熟児新生児室(NICU)には心疾患をかかえた新生児の入院も多く、心エコー、64列マルチスライスCTなどでの評価を行い、場合によっては心臓カテーテル検査なしで手術を行うことも可能です。川崎病の心合併症については、心エコー検査の他、MRIや64列マルチスライスCTなどの検査も併用し、評価を行っております。 外来は月曜日から金曜日の午前と、月曜日と木曜日は午後も行っており、適宜心臓疾患の診療を行う他、運動負荷心電図や24時間心電図などの特殊検査も行っています。 その他、「胎児心臓超音波検査専門施設」にも認定されており、出生前診断を行い、出生直後からの小児科立ち会いとその後の迅速な治療開始を行うように努めています。 小児の先天性心疾患に対する手術は、平成10年にフランス留学から戻ってきた山田和紀心臓血管外科部長を中心に行っており、年間60件前後施行しています。その内、約半数は1歳未満の乳児、新生児の赤ちゃんです。生まれてすぐに手術をして命が助かった子供たちの成長している姿は、我々スタッフ一同の励みとなっております。

→先天性心疾患治療部の紹介   
未熟児新生児医療

呼吸循環管理の可能な重症新生児治療ユニットを3床設置。総病床数は17床であり、保育器、人工呼吸器、各種モニター類を配置しています。地域周産期母子医療センターとして年間200人前後の新生児の入院を受け入れています。先天性心疾患の入院も多く、NICU内には心臓超音波装置が設置され、心臓カテーテル検査も新生児期から適宜行っています。当院集中治療室との連携で、心臓手術の術前・術後管理も行っています。

一般小児科

原則、予約制としています。当日でも事前に連絡をしてから来院して下さい。 各種感染症などの診療とともに、乳児健診、育児相談を行っています。 予防接種は月・木曜日の午後に予約で行っています。三種混合ワクチン、BCG、麻疹風疹混合ワクチン、水痘ワクチン、おたふくかぜワクチン、二種混合ワクチン、日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン、シナジス(RSウイルスモノクローナル抗体)、ヒブワクチン(インフルエンザ桿菌ワクチン)、プレベナー(肺炎球菌ワクチン)、サーバリックス(ヒトパピローマウイルスワクチン)などの接種を行っています。 

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