土谷総合病院

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診療科・各部門

Introduction of Department

腎疾患

土谷総合病院 CKD医療の質向上委員会について

血液透析に健康保険が適応されたのは1967年12月。土谷総合病院の透析はそれよりも早く、1967年7月にはじまりました。透析黎明期から広島の透析医療を牽引してきた当院が、今後もその役割を継続して担ってゆくためには、保存期を含むCKD医療の質の向上が不可欠であると考えて、2020年1月に「CKD医療の質向上委員会」を立ち上げました。

土谷総合病院とあかね会の2つの透析通院施設職員で構成する「CKD医療の質向上委員会」には、2つの目的があります。

1.CKD医療の質の向上

「CKD医療の質の向上」を目的として、

  1. CKD医療の関わる職員に対し、計画的な教育セミナーを開催する
  2. 研究的な視点を持って業務に取り組み、成果を学会・研究会で発表する職員をサポートすることで、あかね会のCKD医療の質を高めると同時に、周知を図る
  3. 「慢性腎臓病の食事教室」「慢性腎臓病教室」「在宅血液透析運営会議」を下部組織として位置付け、CKD患者教育及び患者管理の強化を行う
2.CKDチームとしての質の向上

「CKDチームとしての質の向上」を目的として、

  1. CKD医療にかかわる多職種による定期的な会議を開催し、意思疎通と諸問題の早期解決を図る

透析患者を含むCKD患者さんを長期間、安定して管理するためには、治療・看護ケアにあたる医療スタッフが、専門家としての高度な知識・技術を駆使して、CKD医療チームとして対応することが必須条件となります。しかし、「CKD医療チーム」と言っても、一体どのような職種が関わっているのか、ご存知ない方が多いのではないでしょうか。そこで、現在CKD医療に関わり、CKD医療の質向上委員会に参加しているスタッフを紹介します。

CKD医療チームの紹介

このメンバーで、CKD医療の質を向上させるための様々な活動を行い、結果を発信していきます。 よろしくお願いいたします。

■医師(土谷総合病院)

CKDは成人の8人に1人が罹患している国民病です。CKDの原因として糖尿病、高血圧、腎炎等があり、進行には心血管疾患、感染症等の合併症が深く関わります。そのため、多職種と連携をとり、包括的なCKD治療が求められています。

■医師(大町土谷クリニック)

大町土谷クリニックは、「安全・安心・安楽」な医療を実践します。そして、最も重要な臓器の一つである腎臓の機能を維持するために、また、透析移行後には最善の透析療法が行えるように、チームで取り組んでいます。

■薬剤師(土谷総合病院)

薬剤師は、透析・腎移植を含むCKD医療に関わる薬物適正使用の推進を目指し、患者のアドヒアランス向上、有効かつ安全な薬物療法が提供できるように、薬物の幅広い専門的な知識・技能を生かして業務を行っています。

■看護師(土谷総合病院:病棟)

慢性腎臓病の進行を防ぐためには、健康的な生活習慣を身に着ける必要があります。看護師は生活指導を担当するとともに、患者さんの一番近くにいる医療者として、CKDチームと患者さん、ご家族をつなぐ役割を担います。

■看護師(土谷総合病院:透析室)

透析室で勤務する看護師は、入院患者さんを対象とした血液透析と、在宅血液透析患者さんの生活指導を行っています。私達は患者さんに寄り添い、安全・確実な治療の実施によって早期回復、社会復帰をサポートします。

■看護師(中島土谷クリニック)

通院透析を担当するクリニックの看護師は、透析医療を通じて患者さんに寄り添い、安心して治療を受けられる環境づくりと共に、個々の患者さんが生活の質の向上を実感できるような健康管理とサポートを行っています。

■臨床工学技士(土谷総合病院)

臨床工学技師は、人工呼吸器や血液浄化装置、生命維持管理装置等の操作及び保守点検を行う医療機器のエキスパートです。また、在宅血液透析患者さんの教育や管理、治療中のトラブル対応も24時間体制で行っています。

■臨床工学技士(中島土谷クリニック)

通院透析施設に勤務する臨床工学技士は、血液浄化療法に関連する医療機器の操作及び、超音波診断装置を用いた内シャント血管穿刺を行っています。また、院内にある医療機器の保守点検と透析の水質管理を担当します。

■管理栄養士(土谷総合病院,中島土谷クリニック 兼任)

CKD患者さんの栄養指導の基本は、減塩・たんぱく質制限・エネルギー確保です。管理栄養士は、オリジナルの資料・食品成分表・アミノ酸スコア表等を使って、制限だけではなく食事を楽しめる指導を心がけています。

■理学療法士(土谷総合病院)

運動習慣は生活の質及び生命予後を改善します。また近年の研究で、腎保護作用や腎機能の改善効果がある事が解ってきています。理学療法士は運動療法の専門家として、CKDステージに応じた運動を提案・指導します。

■医療相談員:MSW(土谷総合病院)

腎保存期から透析導入後も、患者様・ご家族が安心して療養・生活していただけるよう、療養上の問題・社会生活の課題・経済的不安など様々な相談にのり、活用できる社会資源の案内や利用調整等のサポートを行います。

■事務部門:医師事務作業補助者(土谷総合病院)

医師事務作業補助者は、医師が行う事務的な業務をサポートする職種です。診療録や各種書類の代行入力を行うほか、医師の外来診察に同席して、患者さんによりスムーズに検査や診療をうけていただけるように努めています。

■事務部門:クラーク(土谷総合病院)

病棟クラークは主に受付業務や帳票入力、医療費請求などの事務業務を担当しています。丁寧でわかり易い説明と、患者さんの気持ちに寄り添う対応で、不安や緊張を少しでも和らげることができるように心掛けています。

■事務部門:情報管理部(本部事務局)

医学の発展にはITの活用と学術研究が不可欠です。情報管理部は、医療情報システムを利用した各種データの管理、治療及び研究に必要なデータ収集・帳票の作成・システム構築等を通してCKDチームをサポートしています。