土谷総合病院

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診療科・各部門

Introduction of Department

耳鼻咽喉科

標準純音聴力検査

周囲の雑音を遮蔽する防音室で検査を行います。ヘッドホンを両耳にあて7種類の高さの異なる音の聞こえを調べます。左右別々に検査を行い、聞こえる最も小さな音の大きさを調べます。普通に音を聞く方法(気導聴力)と、骨を伝わって音を聞く方法(骨導聴力)の2種類を調べます。この検査を行うことによって、難聴があるか、難聴の種類や程度がわかります。

喉頭ファイバースコピー

鼻から直径約3㎜の細いファイバースコープを挿入して鼻やのどの奥などのみえない場所を詳しく観察します。声帯のある喉頭(こうとう)を検査する最も一般的な検査です。咽頭、喉頭炎の状態や腫瘍を疑う所見があるかどうかなどがわかります。

内視鏡下鼻副鼻腔手術

内服治療で改善しない蓄膿症やアレルギー鼻炎・鼻閉に対し手術加療をおこなっています。手術内容によりますが、2泊3日から3泊4日の短期入院で行っております。広島大学病院と提携しており、年間約50件の内視鏡下鼻副鼻腔手術を行っています。

鼻症状で気になることがあればご相談下さい。

嚥下機能検査

のみこみが気になる方やむせやすい方、肺炎をくり返している方などを対象に行っています。鼻咽腔ファイバーをのどに入れ、嚥下の様子を観察する検査です。むせにくいような食事の食べ方や作り方、誤嚥を予防するためのトレーニングなどの指導もしています。検査や指導をご希望の方はご相談下さい。

舌下免疫療法

スギやダニが原因となるアレルギー性鼻炎の治療です。舌下免疫療法とは、アレルギーの原因となっているアレルゲンを少量から投与する事で、体をアレルゲンにならし、症状を和らげる治療法です。自宅で毎日、お薬を舌の下に投与するため痛みはなく、副作用も少なく頻回な通院も不要です。3年間から5年間続けることが必要ですが、長期間続けることにより、治療終了後も長期にわたり、症状がおさえられます。治療をご希望の方は、ご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群の検査・治療

睡眠中のいびきや呼吸が止まっている事を周囲の方に指摘される方、日中に強い眠気を自覚される方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。睡眠時無呼吸症により高血圧、動脈硬化、糖尿病、高脂血症など、さまざまな生活習慣病やメタボリック・シンドロームが引き起こされることがあります。

当科では、睡眠時無呼吸症候群の診断と治療を行っております。症状に心当たりのある方は、ご相談ください。